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木と健康

 

心地よさのメカニズム

木の家が気持ちいいのは、そこに優しさや暖かさを感じるからです。 そして何よりも自然の心地よさがあるからです。

木材には人間の五感(視・聴・臭・味・触覚)に作用する心地よさのメカニズムがあるといわれています。

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視覚のイメージ写真

視覚

木材には独特の光沢があり、また木特有の質感を形成しています。 この木材表面の微小な凹凸により光が散乱し、冷たさを軽減させ、温かいイメージを与えてくれるのです。

また木目模様には適当な揺らぎとコントラストがあることから生まれる 1/fのゆらぎと呼ばれる適当な不規則性が自然で快い印象を与えてくれるとも言われています。

「1/f ゆらぎ」
規則性はないが、ある法則性をもつ原則。自然界に普遍的に見られる現象で、あらゆる自然現象の動きの元となる法則。
●波のさざなみ  ●小川のせせらぎ
●炎のゆらめき  ●そよ風
これは私たち人間の生体のリズムも同じで、心拍のリズム、生体のリズムが1/fゆらぎと同じであり、 その環境下において、ヒトはα波を発し、快適にリラックスして過ごすことができるといわれています。

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聴覚のイメージ写真

聴覚

木材の吸音率は、低音から高温まで比較的高く、適度に音を吸収します。 更に木材には低い周波域の音を相対的に増幅して、大変耳障りな高周波域の 成分を抑える特性があり、人の聴覚に大変なじみやすくなっています。

また、木造住宅には虫や鳥の声、小川のせせらぎ音などに見られる超高音域の音成分が存在していると言われており、 その超高音域の音が耳にはいる事により、脳波に変化が起こり、アルファ波が発生し、精神的に落ち着くと言われています。

※アルファ波 周波数8〜12ヘルツ
何かに集中した状態にあるときに現れる波形。 心身をリラックスさせた状態でなおかつアルファ波がみられることもあり (深い瞑想、趣味の活動、くつろぎ)、 脳がこの状態にあると自己の持てる能力を最大限に発揮可能といわれている。

臭覚のイメージ写真

嗅覚

スギから匂うほのかな香りにはストレスを癒す作用があり、 ヒノキの香りにはやすらぎ与える作用があると言われています。

また木材中の微量な芳香成分には鎮静効果があり、その鎮静効果以外にも、 消臭作用、防ダニ作用、殺虫作用、防カビ・抗菌作用があることも知られています。

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味覚のイメージ写真

味覚

木材と味覚というと、とても意外な組合せのように感じますが無縁ではありません。 普段何気なく使用している食器や箸などを通して食事をおいしく感じさせる味覚感があります。 白木は漆塗りの箸や碗に好まれて使われていますが、プラスチックの箸や碗で食べるより美味しく感じられることありませんか? このように食事をおいしく感じられるという事が、味覚の情緒といえるのではないでしょうか。

触覚のイメージ写真

触覚

木材に触れた時、コンクリートや金属などと比べて暖かいと感じます。
これは、熱伝導率(熱の伝わる速さを表す量)が大きく関係しています。
熱伝導率が高い材料(コンクリート・金属・ガラス)ほど人の皮膚から熱が逃げやすく、 皮膚と材料の温度は低下するので冷たく感じられます。 逆に熱伝導率が低い材料(木材)では人の皮膚から熱が逃げにくく、暖かく感じられるのです。

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